【点検不具合事例/2】

危険事例 不具合事例
危険事例

皆さんが思っている以上に多いのがパネル破損です。

その理由は外からもの、パネルの内部的なものに分けられると思います。

外からパネルを攻撃される?

夜間に誰かがパネルに石を投げつけパネルにヒビが!!!

なんてこともあるかもしれませんw
しかし、多いのは推測でしかありませんが「カラスなどの鳥による石の落下」ではないでしょうか。他にも強風によっての飛来物なども考えられます。

修理はどうするの?

外的な要因による破損の場合の多くは、加入されている保険で対応が可能だと思います。
発見した場合は、早急に施工業者等に連絡をして交換してもらうことをオススメします。弊社でももちろん対応していますが、メーカーによっては「商流を通してご発注ください」と言われ、弊社で仕入れができない場合があります。その場合は提携している施工業者さんにお願いして仕入れをしていただきます。

放置したらどうなるの?

割れた太陽光パネル
割れた太陽光パネル
パネルの裏側
パネルの裏側

1.発電量の減少
モジュール破損の場合、全てが発電に影響が出ているわけではありません。経験則から言うと半数程度は何らかの影響がでております。発電力の低下はストリング全体に影響がありますので、早期の交換が望まれます。

2.火災の危険
写真にもありますが、バックパネルが焦げているのが確認できます。
現状で影響が無いように見えても、現実として「焦げる」→「発火」→「火災」というのは誰しも容易に想像できると思います。万一、火災の発生を起こしたりしたら・・・考えるだけでも恐ろしい話です。

割れたガラスの隙間から雨水の侵入、パネル自体は割れていても発電しています。水が侵入することで短絡事故。とにかく、早期に交換をオススメいたします。

割れたパネルを発見したら?

前述の通り、施工業者等に連絡し対応を依頼してください。

ただ昨今のFIT終了などで施工業者がいない場合やすぐに手配ができない場合、事業主としてできることとして一番簡単なことは「ストリングを切り離す」ということです。

切り離すことによって電流は流れなくなりますから、危険性は大きく減少します。
方法としては下記の通りです。

1.ストリング図を確認し、割れたパネルの配線を確認
2.接続されたPCSのブレーカーを確認し、開放状態(OFF)にする

これで応急処置をし、早急に対応していくことを心がけていただきたいと思います。

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