20年間の発電所運営を舐めたらあかん

ケーブルの断線 不具合事例
ケーブルの断線

上からな感じでタイトルを作りましたが・・・。

まあ、本当にずばり「なめたらあかんで」ということ。
購入時にどのように説明されたか分かりませんが、一般的にメンテナンスがほぼ不要でほったらかしでも売電収入が20年間入ってくるってイメージ。

前回の岐阜の低圧発電所もしかり、他のメンテナンスや除草を受けている発電所でも年数を重ねれば必ず問題が発生してきます。

岐阜の発電所 7年経過
・防草シートがダメになってススキの高原になっている
・PCSが1台停止(配線の問題)
・クラスタ異常だと思われる症状が発生している

受託発電所で起こっていること
・7年経過 防草シートの上に砕石を敷いているが3年ほどで雑草だらけ
・初年度 ストリング図が正しくない
・初年度 シミュレーション値を大きく下回る
・3年経過 葛の進入で刈っても刈ってもきりがない
・6年経過 ストリングの切断
・4年経過 施工業者のメンテ内容不足
・7年経過 パネル割れ8枚(1M高圧) 
・7年経過 キュービクル内エアコン故障(1.5M高圧)
などなど

上記だけではなく、実際には細々したことがたくさん起こっているのです。

なので「なめたらあかんで」と思うのです。
油断して「大丈夫だろう」と思っていたら、余計に費用が必要になるような事象へ発展するからです。

よくよく考えると数千万円の投資を行っているわけで、それに対してほったらかしってのは流石に無理でしょう。施工業者さんのO&Mを依頼していても満足できる内容ではない場合も多く、その割には費用が高いということも。

色々ある中で、自分自身が最も警戒しているのはPCS交換です。
保証期間を過ぎての故障で交換ということになると考えていますが、結構大きな金額が動きますので準備をしておかなければなりません。

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