除草作業の重要性 発電量

さて、除草作業の重要性の中でも最も影響して欲しくない部分として「発電量」(売電額)があると思います。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、一応基本的な知識として入れておいて欲しい部分。 総モジュール枚数300として、そのうちの一枚が影に隠れた場合。

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つまり、この画像のような状態がさらに進み、そのうちの一枚だけが完全に隠れたとします。 仮に300枚で月間売電額が30万円だとすれば、1枚あたり月に千円の売電額ということになります。 1枚隠れたら「マイナス千円」299,000円になりそうですが、そうではないのです。 その影になってしまったモジュールとストリング接続されているところまで影響が及びます。 低発電方向へと発電量がひっぱられることで損失は大きくなってしまうのです。

http://www.solar-partners.jp/pv-eco-informations-35535.html
このサイトで実験をされています。 通常、電柱があるとか、木がある、山がある、建物がある、そういった場合に影のできる部分だけのストリング構成にすることで、影響を減らす事が可能になるということだと思いますが、雑草たちのことまで考えて設計するものではありませんよね。 単純な話、雑草類は「想定外」の出来事なのですね。 その想定外の雑草を除草しなければ、発電に与える影響も日に日に増してくることになるのです。

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