【点検不具合事例/1】

危険事例 不具合事例
危険事例

点検をして実際に発生している不具合事例を記事化していこうと思います。

不具合といっても様々なパターンがあると思います。
「高抵抗化」を不具合と呼んでいいのかどうか等、悩む部分も多いと思いますが、記載していこうと思います。

ケーブル断線?切断?

ケーブルが切れていますww

この発電所はGLが低く、正面からは目視でも確認できず、背面から確認しても正直「よく見えない」状態でした。電気点検を行ったところ「電圧0V」という笑いが出る結果でしたので、ストリング図を作り該当のストリングを潜って追いかけて発見。

切断
切断
切断
完全に切断

何が原因でこうなったのか、推測でしかありませんが何らかの小動物に噛み切られたような感じです。ちぎれかけも含めると3箇所やられておりました。

この場合の問題は?

1.1ストリング分売電が止まっている

2.いつから止まっているか分からない

1に関しましては、復旧させましたので問題ありません。しかし、大きな問題は「2」ですね。遠隔監視が無い発電所ですので実際にいつ発電が停止したか分からない。売電額での判断は16ストリングのうちの1つなので事業主さんが気が付いていない。

対応としては遠隔監視の導入以外に無いと思いますね。
ソーラーレモンなどのPCSごとに監視できる安価なものでOKですので。

とにかく、ひとつひとつ丁寧に問題を解決していかないと次回も同じことが発生する可能性があります。売電単価36円の発電所ですので、まあまあの月額を損失することになっています。(すぐソーラーレモン買えるしw)

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